2019年12月16日
新時代に向けた知財活用シンポジウム 活動報告
日本弁理士会北陸会
会長 川﨑 好昭
1. 日 時;2019年11月29日(金) 14:00~18:00
2. 場 所;ホテルフジタ福井 3階 天山の間
福井県福井市大手3丁目12-20
3.参加人数;約80名
4.内 容
金融機関関係者、デザイン関係者及び企業関係者に出席いただき、シンポジウムを開催しました。来賓として、福井財務事務所から山岸賢一所長及び福井県産業労働部から山本雅己副部長にご臨席いただき、ご挨拶をいただきました。
まず、弁理士の後谷陽一先生より、「最新の技術の変革をビジネスに繋げるための知的財産権活用と、デザイン力をイノベーション創出に活用するデザイン経営の進め方」についてご講演をいただき、続いて、日本政策金融公庫の金子孝幸様より、「日本政策金融公庫の中小企業支援」についてご講演をいただきました。いずれのご講演も実務に即した内容となっており、今後の実務の参考となるものでした。
講演後、各関係者がそれぞれ円卓テーブルに分かれて着席して意見交換会が行われました。金融機関の立場、企業の立場、弁理士の立場からそれぞれ発言があり、活発な意見交換を行うことができました。
次に、デザイナーの喜多俊之先生より、「自社製品のデザイン・ブランディング成功のために」についてご講演をいただきました。これまでの喜多先生のプロダクトデザインの制作過程をご説明いただき、デザインがどのように生まれてくるかを理解することができました。
最後に、講師の先生方にステージに上がっていただき、質疑応答が行われましたが、どのような観点を重視して融資やデザインの制作が行われるのか、といった質疑が行われ、今後の実務に生かしていくことのできる実践的な内容でした。
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