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地域知財セミナー(石川県津幡町)活動報告(2019/2/26)

2019年2月27日

日 時: 平成31年2月26日(火) 14時00分~15時05分 【セミナー】
                   15時15分~15時50分 【交流会】

会 場: 津幡町文化会館シグナス(石川県河北郡津幡町北中条3-1)

講 演: はじめての商標入門セミナー

講 師: みずの商標特許事務所 代表弁理士 水野 友文

参加者: 会員を含めて14名

 

<第1部 セミナーの内容>

北陸支部運営委員長が開会挨拶を行い、地域知財セミナーの開催趣旨などを併せて、参加者に説明した。開会挨拶後、パワーポイント資料をプロジェクターでスクリーンに投影し、参加者に対して、まず、商標制度の歴史の概略を説明とともに、今年が弁理士制度120周年であることも併せて説明した。次に、商標制度の歴史の概略を説明とともに、今年が弁理士制度120周年であることも併せて説明した。次に、特許庁発表の統計資料を用いて、近年の商標出願件数、商標登録件数、海外からの国内商標出願件数、都道府県別中小企業の出願比率などを紹介し、これら統計から読み取ることができる最近の商標制度の動向について考察を加え、商標制度を利用する重要性について説明した。また、最近報道で話題となった「ティラミスヒーロー」の話題を題材に商標制度利用上の注意点などを説明したうえで、商標制度の基礎的知識についても併せて簡単に説明した。最後は、他人の商標権を侵害した場合のリスクとともに、自己の商標権が侵害された場合の対応などについて説明した。セミナー時間が1時間と短かく、その時間を目一杯に講義に使ったため、当初のプログラムどおり、質疑応答の時間を取ることができず、意見交換会で質疑応答を行うこととし、第1部のセミナーを終了した。セミナー参加者はいずれも、集中して講師の話に耳を傾け、各自が気になったポイントなどについて積極的にメモをとるなど、とても熱心に聴講していた。

 

<第2部 意見交換会の状況>

交流会では、セミナー参加者全員が意見交換会にも参加するという、大変に喜ばしいカタチとなった。意見交換会の開始直後こそ、参加者も何を話して良いのか分からない雰囲気であったが、一人の参加者の質問を皮切りに、第1部セミナーで話題となったテーマやその他の商標制度に関する事項ついて、参加者の半数ほどから矢継ぎ早に質問が出された。それぞれの質問に対して、講師を含めた参加弁理士は、その質問の意図を適格に把握したうえで、自らの実務経験や知財知識に基づいて、質問者に親切かつ丁寧に返答した。また、質問をした参加者も疑問を解消することができた様子であった。質疑応答は、意見交換会の制限時間いっぱいまで途切れることがなく、意見交換会全体を通じて、密度の濃い意見交換を行うことができた。意見交流会の終了時刻を少々過ぎた時点で、次年度北陸会副会長から閉会の挨拶が行われた。挨拶では、次年度が弁理士制度120周年記念であること、また、その記念の特別事業を企画を準備していることのPRも行われた。

 

(セミナーの様子)

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