2023年1月26日
日本弁理士会北陸会
会長 増田 建
1.日 時:令和4年11月18日(金) 14:00~16:30
2.場 所:福井県中小企業産業大学校1階大教室
(福井県福井市下六条16-15)
3.参加人数:約40名
4.内 容:
令和6(2024)年春に北陸新幹線が金沢~福井・敦賀に延伸され、首都圏から多くの観光客が福井県を訪れることが期待される中、お土産品の開発・販売等における知的財産権の取得および活用について理解することが重要になっております。
そこで、北陸新幹線の福井県内開業に向けて、北陸新幹線が先行開業している石川県や富山県の事例を紹介することで観光客誘致やお土産品開発の参考にしていただくこと、および「北陸新幹線」の車両のデザインや文字をお土産品等に使用する際の知識を理解していただくことを目的として、本フォーラムを開催致しました。
講師には下記の4氏をお招きしました。
(1)ジェイアール西日本商事株式会社 総務企画部ライセンスグループ
グループリーダー 小谷 富実彦 氏
講演タイトル『北陸新幹線に関する商品化許諾』
(2)株式会社福光屋 広報企画室室長 岡本 亜矢乃 氏
講演タイトル『北陸新幹線 金沢開業記念商品の開発』
(3)株式会社茶のみ仲間 代表取締役 西上 寛 氏
講演タイトル『商標登録とブランド化』
(4)一般社団法人 黒部・宇奈月温泉観光局 代表理事/黒部商工会議所 会頭
川端 康夫 氏
講演タイトル『(一社)黒部・宇奈月温泉観光局の取り組み』
まず、ジェイアール西日本商事ライセンスグループの小谷富実彦氏から、北陸新幹線に関する商品化許諾の具体的な手続等についてご説明いただきました。
続いて、先行して北陸新幹線が開業している富山・石川の両県における成功例として、石川県からは株式会社福光屋の岡本亜矢乃氏、株式会社茶のみ仲間の西上寛氏、また富山県からは黒部・宇奈月温泉観光局の川端康夫氏の三氏より、それぞれ具体例を示して詳細にご説明いただき、大変参考になる講演となりました。
会場からは各講演当たり3~4人の質問があり、終了後のアンケートにおいても高い評価を受けることができ、有意義なフォーラムとなりました。
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